注文住宅のリビング、どんな風にしよう?
せっかく建てるから快適で納得のいく間取りにしたいよね!
そんな時は、家づくりの先輩たちから学ぶ、建てる前には気が付かなかった「リビングの後悔ポイント」を必ず確認しておきましょう。
まだ間に合う!?後悔回避のための4つのチェック
注文住宅リビングの後悔ポイント14選
間取りを決める時に気をつけたいリビングの後悔&失敗ポイントを紹介します。
それぞれのポイントへの対応策も記載していますので、家を建てる前にぜひ参考にしてください。
リビングが広すぎて後悔
- リビングが広すぎて家具の配置が難しい
- 広すぎて掃除が大変
- エアコンが効きにくい
- リビングを優先するあまり他の部屋が狭くなった
広いリビングには憧れるけど、多目的に使える個室もあると便利です。限られた坪数でいかに配分するかが分かれ道。
対応策
- 家具配置を事前に計画し、リビングの広さに合った家具を選ぶことが重要。家具の配置を具体的にイメージし、実際のサイズを測ってから購入しましょう。
- 広すぎる部屋には大容量タイプや複数台のエアコンが必要になります。光熱費をシュミレーションして全館空調システムの採用も検討しましょう。
- 広い部屋の掃除は大変。ロボット掃除機が使いやすい段差レスな間取りもおすすめです。
リビングが狭くて後悔
- 家族や友人を招いた時に過ごすスペースが狭くて困る
- 間取り図で想像していたものより狭かった
- 家族が増えて狭くなった
間取り図は広く見えるので注意が必要です!
対応策
- 実際に同じ広さの部屋を見学したり、家具を配置したりすることでリアルなイメージを持ちましょう。
- リビングの狭さをカバーするために、収納スペースを工夫。デッドスペースをなくし壁面収納を導入することで、スペースを有効活用できます。
リビング階段で後悔
- 階段を通して空気が逃げるので冷暖房が効きにくい
- 音が筒抜けで気を遣う
- 階段からの出入りが頻繁で落ち着かない
対応策
- 断熱対策を重視しましょう。階段周辺の断熱材を適切に施工し、空気の逃げを最小限に抑えます。また、階段下や壁に断熱材を追加することで、冷暖房の効きを向上させることができます。
- リビング側に遮音壁やドアを設置する/リビングと階段の間に仕切りやドアを設けることで、プライバシーを確保できます。
2階リビングで後悔
- 階段の利用が面倒でリビングが遠く感じて使い勝手が悪い
- 大型の家電や家具の搬入がしづらい
- 老後の階段の上り下りができるか心配
対応策
- リビングの2階配置を考える前に、家族のライフスタイルや将来の暮らし方をしっかりと検討することが重要です。
- リビングを2階にする場合でも、1階にも使い勝手の良い空間を設けておくと便利です。例えば、家族の多くの時間を過ごすリビングスペースや収納スペースを1階に確保するなどの配慮が必要です。
リビング吹き抜けで後悔
- 吹き抜けから音や匂いが他の部屋に広がってしまう
- 温度調節が難しく、暖房・冷房が上手く効かない
- 掃除やメンテナンスが不便。高所にあるため手間がかかる
対応策
- デメリットも考慮して吹き抜けの必要性をもう一度検討する。
- 吹き抜けからの音や匂いが他の部屋に影響を及ぼすことを考慮して、遮音性の高い建築材や換気システムの導入も早い段階で検討しましょう。
- 掃除やメンテナンスがしやすいように、吹き抜けにアクセスできる間取りの工夫を建築会社に確認しておくと良いです。
家具の配置で後悔
- 必要な家具が収納スペースに収まらず、スペースの有効活用ができなかった
- 家具の位置を変えたくなったが重くて動かせなかった
対応策
- リビングの動線を考慮し、家具配置による通行の妨げやスペースの圧迫を避けましょう。柔軟性が高く自由に移動できるような配置が理想です。
- 家具の配置に迷った場合は、インテリアデザインの専門家や家具の販売員に相談しましょう。プロのアドバイスを受けながら、理想的な配置を実現できます。
リビング収納に関する後悔
- リビングの収納スペースが少なく、片付かない
- 収納の位置や形状が合わず、必要なアイテムが収納できなかった
- おしゃれなオープンタイプの収納にしたがいつも雑然としている。扉を付ければよかったと後悔
対応策
- 収納計画を事前にしっかりと立てましょう。どのアイテムをどこに収納するのかをイメージし、必要な収納スペースの大きさや形状を考えます。
- 収納スペースは多めに確保。家族の成長や生活スタイルの変化に備え、将来的な収納計画も考慮します。
- 日常的に利用するアイテムは手の届きやすい場所に配置。
- 収納スペースを無駄にしないよう、使い道の明確な収納アイテムを選びましょう。マルチに使える家具や壁面収納など、空間を有効活用できるアイデアを取り入れると良いです。
コンセントの位置で後悔
- コンセントの位置が悪く家電が使いにくい
- 電源が足りず、コードを長く伸ばして使う必要があり、見た目がスッキリしなかった
対応策
- コンセントの数は多めに設置することをおすすめします。今後の電化製品の導入や生活スタイルの変化に備え、予備のコンセントも考慮しましょう。
- コンセントの配置は見た目も重要です。壁掛け式や床下への配線、家具に取り付けるタイプのコンセントなど、スッキリとしたデザインのものを選ぶと良いでしょう。
- USBポート付きのコンセントも検討しましょう。モバイルデバイスの充電やパソコンの接続など、USB充電が必要な機器が増えています。
床素材の選び方で後悔
- リビングの雰囲気やインテリアとの調和が取れず、統一感が欠けていた
- メンテナンスの手間や費用が予想以上にかかり、維持が難しかった
対応策
- 使用頻度や家族構成を考慮して、耐久性の高い床素材を選びましょう。特にペットや子供がいる場合は、傷や汚れに強い素材がおすすめです。
- 床素材の色や柄、質感をリビングの雰囲気やインテリアと調和させることが重要です。実際のサンプルやカタログだけでなく、実際に現物を見て比較検討しましょう。
- メンテナンスの手間や費用を考慮しましょう。床素材ごとに必要なお手入れや清掃方法が異なるため、日常のライフスタイルに合った素材を選ぶことが重要です。また、耐久性や耐久年数にも注目しましょう。
リビング和室はいらなかった
- 和室の利用頻度が低く、スペースが無駄になった
- 和室の床や畳のメンテナンスが煩雑で手間がかかった
- 和室の配置やデザインが他の部屋と調和せず、統一感が欠けていた
ロボット掃除機なども使いにくいので掃除は手間かも
対応策
- 和室は畳の掃除や湿度管理など、お手入れが必要です。メンテナンスの手間が少ない和風にも合うフローリングやカーペット・置き畳なども活用しましょう。
- 和室の配置やデザインは他の部屋との調和が重要です。また、和室を他の用途にも活用できるような柔軟なデザインを取り入れることも考慮しましょう。
スイッチの位置で後悔
- スイッチの位置が遠くて使いづらかった
- スイッチの配置が家具やインテリアと干渉し、操作しづらかった
対応策
- 利便性を重視しましょう。リビング内で頻繁に使用するスイッチは、手の届きやすい位置に配置しましょう。入り口や家具の近くなど、使いやすい場所を選ぶことが重要です。
- 家具やインテリアとの干渉に注意しましょう。スイッチが隠れたり、操作しづらくなったりしないように必要に応じて家具の配置を調整することも検討しましょう。
音やにおいの問題で後悔
- リビング階段から2階の音が筒抜け
- 吹き抜けからにおいが家中に拡散してしまい調理のメニューに気を遣う
対応策
- 階段の設計において、隣接する壁や柱に遮音材を使用することで、騒音の影響を最小限に抑えることができます。
- 吹き抜けには適切な換気設備を設け、においの拡散を防止するための換気対策を行いましょう。キッチンなどからのにおいを効果的に排出する排気ファンや換気扇を適切な位置に設置することが重要です。
視覚的な広さで後悔
- 間取りや家具の配置がいまいちでリビングが狭く感じる。開放感がなくて残念。
- 大きな窓にして採光を多く取ればもっと広々とした空間になった気がする。
対応策
- リビングの間取りを広く設計すると開放感が出ます。可能な限り壁や柱の配置を最小限にし、広々とした空間を確保しましょう。大きな家具は置かず移動できるようにしておくと広く使うことができます。
- 窓や開口部の位置とサイズを考慮し、自然光の良い条件を作りましょう。光がたっぷり入ることで、空間が広く感じられます。
- 窓の開口部を大きく設けることで、自然の風景を取り込むことができます。開放的な眺望はリビングの広がりを演出します。
窓の配置に関する後悔
- 光が思ったよりも入らず日中でも室内が暗くいつも電気をつけている。
- 風通しが悪く、開けることのない窓があるのでFIXにすればよかった。
対応策
- リビングの主要な利用時間帯や日の動きを考慮して、窓の配置を決定しましょう。南側や東側の窓がより多くの光を取り入れることができます。
- 窓のサイズや高さを適切に設定しましょう。床から天井までの高さが大きければ、より多くの光を室内に取り入れることができます。
- 採光だけの目的なら開かないFIX窓にするのも手です。予算が抑えられる場合もあるので建築会社に相談してみましょう。
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