リビングの床をフロアタイルにしたいけど後悔したらどうしよう…
リビングの床をフロアタイルにしたいと思っているあなた。
「フロアタイルは見た目がおしゃれで、メンテナンスもしやすいからいいよね」
そう思ってインターネットで情報収集を始めてみたものの、いざ施工してみると
「思っていたよりも寒い」
「足腰に負担がかかった」
「掃除が思ったよりも大変だった」
など、さまざまな後悔を抱える人が多いようです。
あなたも、そんな後悔をしたくはありませんよね。
「リビングの床をフロアタイルにしたら、後悔しないんだろうか…」
そんな不安を抱えているあなたに、この記事ではリビングの床をフロアタイルにする場合の注意点や、後悔しないためのポイントをご紹介します。
まだ間に合う!?後悔回避のための4つのチェック
リビングの床にフロアタイルを選んで後悔したポイント5つ
リビングの床にフロアタイルを選ぶ際には、冷たさや防音性、価格、施工時間、デザインなどの要因に注意が必要です。これらのポイントを検討し、適切な対策を講じながら選ぶことが後悔を避ける鍵となります。
後悔①冬は冷たくてツラい
冬はフロアタイルが冷たくて、足元が冷えてしまい裸足で過ごすのがツラい。
フロアタイルは通気性が高く、冷気を逃がしやすいため、冬季には冷たく感じることがあります。これは特に、床暖房を導入していない場合に顕著です。
フロアタイルは、木材や石材などの無垢材を薄くスライスしたものや、樹脂やセラミックなどの素材で作られます。いずれの素材も、クッションフロアやカーペットなどの床材と比べて断熱性が低いため、冬は冷たく感じやすくなります。
実例:
冬場にフロアタイルを選んだ住宅では、床が冷たく、特に朝晩の冷え込み時に快適さに欠けるという声が挙がっています。室温調整や床暖房の導入を検討することで、この問題を軽減できます。
後悔②音が響きやすい
フロアタイルはテレビの音や足音が響きやすくて気になる…!
リビングの床をフロアタイルにすると、音が響きやすくなる可能性があります。
これは、フロアタイルは木材や石材などの無垢材を薄くスライスしたものや、樹脂やセラミックなどの素材で作られているため、クッションフロアやカーペットなどの床材と比べて断熱性や吸音性が低いためです。
リビングの床をフロアタイルにする場合は、音が響きやすくなることを考慮しておきましょう。
音の響きを抑えたい時の対策:
- 厚みのあるフロアタイルを採用する
- クッションフロアやカーペットと組み合わせる
- カーペットやラグを敷く
後悔③クッションフロアよりも高い
フロアタイルはクッションフロアよりも高く、予算オーバーしてしまった。
フロアタイルは、クッションフロアやカーペットなどの床材と比べて、1mあたりの単価が高い傾向にあります。
フロアタイルは一般的に他の床材よりも高価です。素材やデザインによって価格は変動しますが、高品質なものほどコストがかかります。
実例:
住宅を建てる際に予算を組んでいたが、フロアタイルを選ぶことで予算をオーバーしてしまったという事例があります。適切な床材の選定と、予算内での工事計画が重要です。
後悔④施工に時間が掛かる
フロアタイルの施工に時間が掛かり、工事期間が少し長くなった。
フロアタイルは、クッションフロアやカーペットなどの床材と比べて、施工に時間が掛かる傾向にあります。
フロアタイルの施工は慎重かつ緻密な作業が必要であり、そのため施工には時間がかかります。特に床の平らさやタイル同士の隙間調整に時間を要します。
実例:
施工期間が予想以上にかかり、引き渡し予定日が延期されたというケースもありました。計画的なスケジュール調整や施工業者とのコミュニケーションが必要です。
後悔⑤デザインが気に入らなかった
フロアタイルのデザインが気に入らず、部屋の雰囲気に合わない。
フロアタイルは、木目や石目などのさまざまなデザインが用意されていますが、好みのデザインが見つからない場合があります。
フロアタイルのデザインは多様である一方で、個々の好みに合わない場合があります。また、インテリアとの調和も検討が必要です。
実例:
フロアタイルを選ぶ際、サンプルやカタログだけでなく、実際のインテリアとの相性を確認しなかった結果、デザインが合わずに後悔する例がありました。デザインは抽象的な要素だけでなく、実際の空間においても確認することが大切です。
リビングの床にフロアタイルを選ぶ場合、冬の寒さや防音性、価格、施工時間、デザインなど、様々なポイントに注意が必要です。十分な調査と計画を行い、個々の要因に合った対策を講じることで、後悔を最小限に抑えることができます
フロアタイルとフローリングの違いとは?
フロアタイルとは、塩化ビニール樹脂や石材などの素材で作られたタイル状の床材です。一方、フローリングとは天然木や合成木材などの素材で作られた板状の床材です。
項目 | フロアタイル | フローリング |
素材 | 塩化ビニール樹脂、石材など | 天然木、合成木材など |
厚み | 3mm~12mm | 12mm~30mm |
重量 | 軽い | 重い |
断熱性 | 低い | 高い |
防音性 | 低い | 高い |
耐久性 | 高い | 中程度 |
メンテナンス性 | 簡単 | やや難しい |
コスト | 安い | 高い |
施工性 | 簡単 | 難しい |
デザイン性 | 豊富 | 豊富 |
「フロアタイル」と「フローリング」は、床材として全く異なる性質を持ちます。どちらにもメリットとデメリットがあるので、住宅に適した床材を選ぶことが大切です。
リビングの床にフロアタイルがおすすめな人
- コストを抑えたい
- デザイン性の高い床材を求めている
- メンテナンスがしやすい床材を求めている
リビングの床にフローリングがおすすめな人
- 天然木の温かみや風合いを求めている
- 断熱性や防音性の高い床材を求めている
- 耐久性の高い床材を求めている
自分の家族やライフスタイルに合った床材を選ぶことが大切です。
リビングの床にフロアタイルを選ぶことのメリットとデメリット
ここからは、フロアタイルのメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。
メリット | デメリット |
---|---|
汚れに強い デザイン性が高く好みの柄を選べる | 耐久性が高い足腰に負担がかかる 掃除が難しい 割れやすい | 冬場は冷たい
フロアタイルのメリット
フロアタイルは、耐久性、防汚性、デザイン性の高さがメリットとして挙げられます。その頑丈さと使いやすさにより、長期間にわたり美しさを保ち、清潔感のある空間を作ることができます。
耐久性が高い
フロアタイルは、塩化ビニール樹脂や石材などの素材で作られているため、フローリングやクッションフロアなどの床材と比べて耐久性が高いのが特徴です。
例えば、フロアタイルのJIS規格では、耐摩耗性や耐水性などの試験項目が定められており、これらの試験項目をクリアした製品のみが「フロアタイル」を名乗ることができます。
- タイル自体が丈夫な素材でできているため、耐久性が高いのが特徴
- 水や汚れに強く、傷がつきにくいため、メンテナンスがしやすいのもメリット
防汚性が高い
ロアタイルは、水や汚れに強い素材で作られているため、メンテナンスがしやすいのが特徴です。
例えば、フロアタイルは、水拭きや洗剤拭きなどで簡単に汚れを落とすことができます。また、ワックスやオイルなどのメンテナンス剤を塗る必要がないため、手間がかかりません。
- タイル自体が水を通さないため、水回りにも適している
- 水や油汚れが染み込みにくいため、掃除がしやすいのもメリット
デザイン性が高い
フロアタイルは、木目や石目などのさまざまなデザインが用意されているため、自分好みの空間を演出することができます。
例えば、フロアタイルは、木目のリアルな質感を再現した製品や、石目のクールな雰囲気を演出できる製品など、さまざまなデザインが販売されています。
- タイルには、さまざまな色やデザインのものがあり、好みに合わせて選ぶことができる
- キッチンやトイレなどの水回りはもちろん、リビングや寝室など、さまざまな場所に使用可能
フロアタイルのデメリット
フロアタイルは、以下の4つのデメリットがあります。
- 冬場は冷たい
- 足腰に負担がかかる
- 掃除が難しい
- 割れやすい
冬場は冷たい
フロアタイルは熱伝導率が高く、冷たい季節には室温を吸収しやすい性質があります。
フロアタイルは、木材や石材などの無垢材を薄くスライスしたものや、樹脂やセラミックなどの素材で作られます。いずれの素材も、クッションフロアやカーペットなどの床材と比べて断熱性が低いため、冬は冷たく感じやすくなります。
- 断熱性が低いため、熱が伝わりにくく、足元が冷える
- 厚みが薄いため、熱が逃げやすい
足腰に負担がかかる
フロアタイルは硬質で平らな表面が多いため、長時間の歩行や立ち仕事において足腰に負担がかかる可能性があります。
フロアタイルは、クッションフロアやカーペットなどの床材と比べて硬いため、足腰に負担がかかりやすくなります。
- 硬いため、衝撃が伝わりやすく、足腰に負担がかかる。
- クッション性が低いため、歩行時の衝撃を吸収しにくい。
掃除が難しい
タイルの目地や凹凸があるところに汚れがたまりやすく、掃除が手間となることがあります。
フロアタイルは、タイル状の床材のため、隙間から汚れが入り込みやすく、掃除が難しい場合があります。
- 隙間から汚れが入り込みやすい。
- 隙間に入り込んだ汚れが、掃除機やモップでは取りにくい。
割れやすい
フロアタイルは硬質である反面、外部からの強い衝撃に対して割れやすい特性があります。
フロアタイルは、落下物や衝撃によって割れやすい場合があります。
- 硬いため、衝撃に弱い。
- 薄いため、衝撃で割れやすい。
後悔しないフロアタイルの選び方と注意点
ここからは、フロアタイルの種類と素材の選び方、メンテナンスと手入れ方法をそれぞれ詳しくご紹介します。
フロアタイルの種類と素材の選び方
フロアタイルの種類は、大きく分けて以下の3つに分けられます。
- 木目調フロアタイル
- 天然木の質感や風合いを再現したフロアタイルです。
- 木のぬくもりを感じたい人におすすめです。
- 石目調フロアタイル
- 大理石やタイルなどの石材のデザインを再現したフロアタイルです。
- 高級感やモダンな雰囲気を演出したい人におすすめです。
- 無地フロアタイル
- シンプルでモダンなデザインのフロアタイルです。
- さまざまなインテリアに合わせやすいため、幅広い人におすすめです。
また、フロアタイルの素材には、以下のようなものがあります。
- 塩化ビニル樹脂(PVC)
- 最も一般的で、耐久性や防汚性に優れています。
- セラミック
- 耐久性や耐水性に優れ、汚れがつきにくいのが特徴です。
- 木材
- 天然木の質感や風合いを楽しむことができます。
- 石材
- 高級感や重厚感のある雰囲気を演出できます。
フロアタイルの種類や素材によって、耐久性、防水性、断熱性、メンテナンス性などの特徴が異なります。
用途やライフスタイルに合わせて、適した種類や素材を選ぶことが大切です。
フロアタイルのメンテナンスと手入れ方法
フロアタイルは、日頃の掃除は、水拭きや洗剤拭きなどで簡単に行えます。
汚れがひどい場合は、専用の洗剤やクリーナーを使用しましょう。また、フロアタイルの隙間から汚れが入り込むのを防ぐために、定期的にワックスやコーティング剤を塗っておくとよいでしょう。
フロアタイルの種類や素材、メンテナンス方法の実例をご紹介します。
- リビングに木目調フロアタイルを敷く
- 天然木の質感や風合いを楽しみながら、足腰への負担を軽減したい人におすすめです。
- クッションフロアやカーペットと組み合わせて、冬場の寒さ対策をすることもできます。
- キッチンにセラミックフロアタイルを敷く
- 耐久性や耐水性に優れ、汚れがつきにくいため、キッチンに最適です。
- 水や油汚れが付いた場合は、すぐに拭き取ることで、汚れが染み込まないようにしましょう。
- トイレに無地フロアタイルを敷く
- シンプルでモダンなデザインのため、どんなインテリアにも合わせやすいのが特徴です。
- 汚れが目立ちにくく、メンテナンスがしやすいのもメリットです。
フロアタイルは、耐久性や防汚性、デザイン性の高さが魅力の床材です。しかし、冬場の冷たさや足腰への負担、掃除の難しさなどのデメリットもあります。
用途やライフスタイルに合わせて、適した種類や素材を選び、適切なメンテナンスをすることで、快適に過ごせる空間を実現しましょう。
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よくある質問:リビングの床にフロアタイルを選んで後悔したくない人へ
フロアタイルは何年もちますか?
フロアタイルの耐用年数は、素材や使用環境によって異なります。
一般的に、塩化ビニル樹脂(PVC)製のフロアタイルは、10~20年程度の耐用年数があるとされています。
セラミック製のフロアタイルは、30年以上と最も耐久性が高いと言われています。
木製や石材製のフロアタイルは、素材の種類や品質によって耐用年数は異なりますが、一般的には10~20年程度とされています。
また、使用環境によっても耐用年数は変わってきます。
フロアタイルで後悔するポイント(デメリット)はなんですか?
- 冬場は冷たい
- フロアタイルは、木材や石材などの無垢材を薄くスライスしたものや、樹脂やセラミックなどの素材で作られます。いずれの素材も、クッションフロアやカーペットなどの床材と比べて断熱性が低いため、冬は冷たく感じやすくなります。
- 足腰に負担がかかる
- フロアタイルは、クッションフロアやカーペットなどの床材と比べて硬いため、足腰に負担がかかりやすくなります。
- 掃除が難しい
- フロアタイルは、タイル状の床材のため、隙間から汚れが入り込みやすく、掃除が難しい場合があります。
- 割れやすい
- フロアタイルは、落下物や衝撃によって割れやすい場合があります。
タイル張り床のメリットはなんですか?
- 耐久性が高い
- タイル自体が丈夫な素材でできているため、耐久性が高いのが特徴です。
- 水や汚れに強く、傷がつきにくいため、メンテナンスがしやすいのもメリットです。
- 防水性が高い
- タイル自体が水を通さないため、水回りにも適した床材です。
- 水や油汚れが染み込みにくいため、掃除がしやすいのもメリットです。
- デザイン性が高い
- タイルには、さまざまな色やデザインのものがあり、好みに合わせて選ぶことができます。
- キッチンやトイレなどの水回りはもちろん、リビングや寝室など、さまざまな場所に使用できます。
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